★無線について

父島の町は、二見港を中心に広がっています。

というよりは、二見港から離れるとほとんど何にも無 くなります。

二見港は、父島の北側の三日月山の南側の入り江にあ ります。

三日月山は、海抜２００ｍほどの山ですが、二見港を 中心とした街から考えると東北西に広がっています。

したがって、本土との交信を目指すには、大きな壁と なります。

そこで、当局は、三日月山の稜線にあるウエザーセン ター付近で運用することにしました。

わずか２００ｍほどの標高ですが、歩けば３０分ほど かかります。

２回は自分の足で登りましたが、最後はタクシーを利 用しました。

ウエザーセンターからの展望は写真の通りです。

運用日誌

１日目：海水浴を終えて、夕食後１９：００頃、

二見港付近にＤＰを張りワッチしてみる。

何も聞こえない。

２日目：海水浴を終えて、夕食前にウエザーセンター へ歩いて行きワッチしてみる。

なんと、６と８エリアが入感。６エリアの局をコール するものの他局に取られてしまいました。

届いているのかそれすらわかりません。相手の１エリ アの局の信号は何も聞こえません。

８エリアの局は、長話に入ってしまいました。

夕食の時間が迫るのと雨が降り出したため、この日 は、これで断念し下山。

３日目：海水浴を終えて、今日は「絶対やる」との意 気込みでウエザーセンターから、三日月山展望台へ。

まったく入感無し。仕方なく、空振りＣＱを１時間ほ ど出すものの何も聞こえない。

昨日のコンディションが悔やまれる。

４日目：１４：００出港のため午前中は海水浴を諦 め、無線に専念。

ウエザーセンターまでタクシーであがり、三日月山登 山道にＤＰを設置。

さすが土曜日、ワッチした途端に感激、８エリアが数 局が入感。

いきなりＣＱを出すと、８エリアの局２局からたちど ころに呼ばれ交信。

気を良くしさらにＣＱを出すものの、３０分間空振り ＣＱ、無線人口は、ホントに減った！

仕方なく、呼ぶ方に回り７エリアをコール、コール バックがあったものの尻切れとんぼ！

さらに、８エリア局を１局コールし、交信成功。

結局：

５０ＭＨｚＳＳＢにて北海道と３局コンタクトが出来 ました。

設備は、ＴＲＸ−６単体３ＷとＤＰです。

現地に４日間で、聞こえたのは２日間だけ、それも、 ６、７、８エリアだけでした。

交信できたのは、最後の土曜日だけでした。ラッ キー！

　今回の教訓

1. 海、海、海、これがおがさわらだ！
2. きれいなサンゴ礁
3. ／ＪＤ１の運用は最高だ！